ビットコインって何がすごいの?
日本円などと同じように使えるの?
そもそも仮想通貨って何?
このページではそんな疑問にお答えしていきます。
ビットコインとは
「ビットコイン」を始めとする多くの仮想通貨は「電子決済システム」です。
ビットコインという名前からは100円玉や200円玉のような硬貨を連想される方も多いかと思いますが、現実世界に「ビットコイン」というコインはありません。
ビットコインというシステム内で生み出されている価値が、現実の硬貨のような価値を概念として生み出しているということです。
これを理解する為に例えばゲームの中で利用できる通過を思い浮かべてみましょう。
ゲーム内コインはゲームの中では1Gなどと表現され、「コイン(通貨、お金)」として利用(ゲームの中で決済)する事ができます。現実世界では紙幣や硬貨は発行されていませんがゲーム内コインを私たちはコインとして認識しています。
それと同様にビットコインもシステムデータ内で1BTC(BTC=ビットコインの単位)と表現され、それを私達が「コイン(通貨、お金)」と認識しているに過ぎません。
ビットコインがゲーム内のコインと違うところは、上述の通り、現実世界で価値のあるものと交換できる(決済できる)というところにあります。
BTCを取り扱っているお店では、100円を支払う代わりにビットコインで支払いができます。
その意味で、BTCは通貨と言って差し支えありません。
ビットコインを使う
100円玉のように実体のないビットコインですが、どのように使うのでしょうか。
ビットコインはビットコインアドレスというビットコインを利用するための口座番号のようなものを使用します。ビットコインアドレスは、1または3から始まる27~34文字の英数字からなっており、ビットコインを送る際には送付先のビットコインアドレスを指定します。
ビットコインアドレスはQRコードで表されることもあり、携帯端末などで読み取ることで簡単に送金ができるようになっています。
ビットコインと円
では、ビットコインは円と同じ通貨です!と言い切って良いのでしょうか。
それは語弊があります。ビットコインと日本円は価値の定め方に根本的な違いがあるのです。
中央管理者の不在
ビットコインには通貨を発行・管理する中央管理者がいません。
日本円は日本国が通貨の発行量を定めて、管理を行なっております。もちろん、市場の動きによって日本円の価値は上下しますが、日本国政府のコントロールによってそれらは一定管理できます。
一方でビットコインには日本円でいう日本国のような存在がありません。通貨の発行料はあらかじめ定められており、市場に出回る通貨量によって価値が変動することはありません。
これは、ビットコインに対する市場の需給によってのみ、ビットコインの価値が決定されるということです。多くの人がビットコインを欲しいと思えば価値が上昇し、いらないと感じて売ってしまえば価値が下がります。極端な話、誰もビットコインを欲しがらなくなれば、ビットコインの価値は0円となります。
その他の特徴
日本円と比べた時にビットコインの特徴と言えるものがあります。
世界共通の通貨であること。
日本で生活している人がアメリカに旅行する際は日本円をアメリカドルに両替すると思いますが、ビットコインは世界共通の通貨単位なので世界どこでも使えます。
送金手数料が安く、送金スピードが速い
ネット通貨であり、ブロックチェーン技術を使用しているビットコインは従来の通貨に比べて送金手数料が安く、決済スピードが速いという大きな特徴があります。
ビットコインを手に入れるには
ビットコインを手に入れるにはビットコイン取引所に登録して、購入するのが一番近道です。
(マイニングを行い手に入れる方法もありますが、一般の人にはハードルが高すぎます)
ここでは各取引所について詳しく解説しませんが、ページ下部に取引所のランキングを掲載しているので、この機会にぜひ登録してみてはいかがでしょうか(登録は無料です)。