「握力」や「億り人」など、巷で話題の仮想通貨の専門用語の意味や使い方を解説します。
握力
暴落・暴騰時にコインを手放さないでいられる精神力のこと。将来性のあるコインに対して握力を発揮するのはよいが、名もなき草こいんを握ってはなさないのは本当に賢明なのだろうか。
握力とは、コインをいかにホールドしておけるかということであるが、必ずしも握力が強ければ良い、というものではない。
例えば、高値で摑まされたコインを強い握力で握っていると、暴落して塩漬けになってしまうことも往往にしてある。
握力が問われるのはコインが順調に価値を上げているときである。ビットコインも昨年一年で10倍以上になったが、1年間ホールドし続けられたプレイヤーは真に握力が強いといえるだろう。普通は、2倍程度になって多時点で少し大きめの落ちがくると売り抜けたくなるものである。(売るのが賢明である、というのもあるが)
FXなどでも、握力が弱いと少し含み損が出た時点でコインを手放してしまいがちである。
自分の中で、何%増減したら利確(損切り)する、というのを決めて遵守するのが良いだろう。
ここまでの話からわかる通り、億り人と呼ばれる人々は尋常じゃなく握力が強いわけである。
果たしてそれが戦略的な握力の強さなのか、ただの無謀なのかは定かではないのだが・・・。